君は知っていたか!?進撃の巨人FinalSeasonを見る前に押さえたいアニメSeason1ストーリー ⑤ (21~25話)

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Season1がこの5話でいよいよラスト。
(1話~5話はこちら、6話から10話はこちら、11話から15話はこちら、16話から20話はこちら)
ラストと言っても次々とめくるめく進撃ワールドに深く沈み込むばかりのストーリー。
ホントに終わりはあるのかと疑問が浮かぶ、21話から26話のストーリーにさっそく進撃してみましょう。

(注:本記事はアニメ進撃の巨人Season1第16話から20話までのネタバレを含みます。
なお、本作をアニメの映像で見たい方は、いまなら
GYAO!などの動画配信サービス、またはYouTube動画『はじめしゃちょー2進撃の巨人フル【はじめん副音声】』などでお楽しみいただけるようです。)

第21話『鉄槌』―第57回壁外調査⑤―

ジャンは、どうして団長はエレンが壁を出たら、それを追ってくるヤツがいると確信できたのか気になります。
アルミンは、トロスト区襲撃の時に超大型が外壁を壊したのに内門は壊さなかったからだ言います。
…エレンが穴を塞ぐときも放っておいた。
エレンの巨人化という想定外のことが起きたから。
つまり、あの時あの場所で、エレンの巨人化を見ていた誰か。
それが巨人だということ…

グンタの犠牲の後、エレンを守るためリヴァイ班は立体起動のまま本部を目指します。
謎の人影は一瞬で女型の巨人へと姿を変えて、一目散にエレンを追ってきます。
「今度こそやります!俺がヤツを!!」
手を噛もうとするエレンを、エルドが止めます。
「ダメだ!俺たち3人で女型を倒す。エレンはこのまま本部を目指せ!」
「わが班の勝利を信じています!ご武運を!!」
仲間を信じたエレンは、女型の討伐をリヴァイ班3人に任せ、背を向けて前に進もうとします。
3人は立体起動で女型に向かい、エルドを囮にしてペトラとオルオが同時に両目を潰します。
視力を奪われた女型は少なくとも1分間は暗黒の中にいるはず。
巨大樹を背にうなじを守る女型の腕が上方に維持できないよう、腕・肩周りの筋肉を削ぐリヴァイ班。
腕がぶらりと降りて、次は首の筋肉へ。しかしその瞬間、まだ見えないはずの女型が、エルドを狙って一瞬で食いちぎりました。
…まだ30秒も経っていないのに、目が見えるはずがない。
女型は片目だけ優先し、修復時間を半分に短縮させたのでした。
体勢を崩したまま戻せないペトラは、そのまま女型に踏みつぶされます。
ひるむことなく果敢にうなじを狙いに行ったオルオも、硬化したうなじに刃を立てることができず、動揺のうちに蹴り殺されます。
リヴァイ班の惨劇を目の当りにして、エレンは憎しみと共に巨人化します。
自分のせいで、自分が選択を誤ったために、多くの人が犠牲になった。
最初から、自分を信じて戦っていれば。
後悔と怒りの中で、エレン巨人は狂気に走り、自分の身体がボロボロになるのも厭わず、女型を襲撃します。

進撃の巨人


女型の巨人が意を決したように振り返り、エレン巨人に向かうと、エレンは一瞬驚いたように何かを見、その隙に女型はエレン巨人の頭を巨大樹とともに吹き飛ばします。
あらわになったうなじに向かい、大きな口をさらに広げてエレンを食う女型。

エレンの巨人化の閃光と雄叫びを聞いて、その場にたどりついたミカサがそれを見ていました。
走り去る女型を追うミカサ。「エレンを返せ!!」
女型に追いつき、うなじに斬りかかりますが、うなじを守る手は硬化しているために刃を通すことができません。
「絶対、エレンは生きてる!」
逃げる女型を追うミカサでしたが、リヴァイが追いつき、ミカサを止めます。
「いったん離れろ。」
一定の距離を保ちながら、立体起動で女型のあとを追うミカサとリヴァイ。リヴァイがミカサにたずねます。
「うなじごとかじり取られていたようだが、エレンは死んだのか?」

第22話『敗者達』―第57回壁外調査⑥

「目標には知性があるようですが、その目的はエレンを連れ去ることです。
殺したいなら潰すはず。」
エレンは生きていると確信するミカサ。
リヴァイは身体を硬化できる以上、女型を仕留めることは無理だと考え、エレンを助けることのみに目的を絞るとミカサに告げます。
「エレンが生きていることにすべての望みをかけ、女型が森を抜ける前に救い出す。俺がヤツを削る。お前は注意を引け。」

ミカサが女型の前方に回り込み、リヴァイが背後に回ります。
リヴァイは圧倒的な速さで女型を狙います。
女型が硬化する暇も与えず切りつけたため、うなじを守っていた手が降り、ミカサはこの機を狙って女型を仕留めようとします。
しかし、女型に掴まれそうになり、すんでのところでリヴァイがそれをかばって足を負傷します。
そのまま女型の口を頬まで切り開き、エレンを救い出したリヴァイ。
「多分無事だ。生きてる。もうヤツには関わるな。撤退する。」
去り際に女型の方を振り返り、わずかに驚く兵長。
リヴァイの攻撃に動けないまま座り込む女型の、その頬には涙が流れていました。

進撃の巨人

布にくるまれた犠牲者達の遺体を運ぶ兵士達。
リヴァイもリヴァイ班の遺体を前にひざまずきます。
回収不能の遺体も5体あり、あまりにもひどい状態だったものは行方不明で処理するようエルヴィン団長は命じます。
巨人がすぐ側にいて回収できなかった遺体を、なんとか回収して欲しいと兵士が訴えます。
犠牲になった兵士イヴァンの幼なじみディターとユルゲンでした。
「遺体があろうがなかろうが、死亡は死亡だ。何も変わるところはない。」とリヴァイが言い、
エルヴィンは「イヴァン達は行方不明として処理する。これは決定事項だ。あきらめろ。」ととりつく島もありません。
ディターは「お二人には人間らしい気持ちというものが無いのですかーッ!!」と二人の背に罵りました。
撤退の帰路に、巨人が現れます。
ディターとユルゲンがエルヴィン団長の命令を無視してイヴァンの遺体を回収したため、巨人を引きつけてしまったのでした。
平地であるため、立体起動装置が使えず、エルヴィンは壁まで逃げ切ることを決めます。
巨人はディター達に接近し、ついにディターはイヴァンの遺体を馬から落してしまい、ユルゲンは巨人の餌食に。
巨人は徐々に増え、隊全体に危険が迫ります。
リヴァイは巨人に追いつかれる前に回収した兵士の遺体を捨てることを命令します。
「遺体を持ち帰れなかった連中は過去にもごまんといる。そいつらだけが特別なわけじゃ無い。」 
次々と投げ出される遺体。
はだけた布の中にペトラの顔を見て、苦しげな顔をするリヴァイ。

遺体を捨てたおかげで、撤退のスピードを上げた隊は巨人の脅威から逃れました。
悔やんだ顔のディターを見つけて、リヴァイが馬を下ります。
「これが奴らの生きた証だ。俺にとってはな。」
ディターの手に渡されたのは制服から剥がされた自由の翼のエンブレムでした。
「イヴァンのものだ。」

子どもの頃、エレンは調査兵団に憧れて帰還を出迎えました。
壁外調査から帰ってきた調査兵団は、犠牲者も多く、みな悲惨な姿で、町の人々からも罵倒されていました。
そして、今、同じようにエレンは帰還します。
負傷して馬に引かれる荷台の上で。
そんなエレン達を、嬉々とした表情で迎えいれる子どもたちがいます。
「かっけーッ!すっげーよ。調査兵団!あんなにボロボロになっても戦い続けてるなんて!!」
崩れ落ち、涙するエレン。
104期のみんなも顔を上げることすらできませんでした。

今回の壁外遠征の費用と損害は大きく、エルヴィンを含む責任者が王都に招集され、エレンの引き渡しも決まりました。

第23話『微笑み』―ストヘス区急襲①―

ウォールシーナ内ストへス区の憲兵団に入ったアニ・レオンハートは、その朝、父の夢を見、遅れて任務につきました。
集合場所には新兵たちが緊張感なく並んでいるだけで、遅刻を叱る上官もまだいません。
同期で同室のヒッチは、起床時間になってもアニを起こしてはくれませんでした。
ヒッチは世の中を斜に構えて見ているような娘です。
マジメなマルロは遅刻してきたアニをたるんでいると咎めます。
アニだけでなく、憲兵団はたるんでいました。
王政を守る憲兵団は、巨人と交戦することはほとんどありません。
緊張感が他の兵団とは違います。
新兵たちがひとしきり雑談をした後、しばらくして上官がやってきました。
いつもは雑用をこなしていた新兵達でしたが、今日の仕事は王都に召喚された調査兵団の護衛です。
護送団を何から守ればいいのでしょうか?
マルロの質問を訊いて、上官は自分たちが楽をするため、マジメなマルロに今日の仕事をすべて仕切らせることにしました。
護衛の任務のために移動をしている途中、マルロ達は官給品を横流しする上官達に出会います。
不正を正し、弛んだ憲兵団をあるべき姿に戻すために憲兵団入りしたというマルロは、上官達に意見しますが、上官は新兵のくせに上官を恐喝するとはと笑い飛ばし、マルロのポケットに金を入れます。
それでも食い下がって不正を糾弾するマルロを、上官達は暴力で押さえようとします。
アニは、近づき「その辺にしてやってもらえませんかね。」と止めに入ります。
ヒッチも駆けより、謝罪をしながらも暗に目撃者が多いことを伝え、ことなきを得ます。
立ち去る上官達に向かい銃を取ろうとするマルロでしたが、諦めます。
体勢に屈してしまったマルロは、アニが言った自分に似たバカ(エレン)ならやったのかと聞くとアニは「かもね。」と答えます。
「俺はお前のいう大きな流れってヤツに流されるクズの1人なんだろうな。」
「どうだろうね。でも、それも普通の人間なんじゃないの。私はただ、そうやって流されるだけの弱いヤツでも、人間って思われたいだけ。」

召喚される調査兵団の護衛の任にあたっていたアニは、細い路地から自分を呼ぶ声を聞きます。
路地には雨具を着たアルミンがいて、エレンが一時的に身を隠すため、憲兵団のアニに逃亡を手伝って欲しいと頼みます。
一度は断ったアニでしたが、このままではエレンが殺されると聞いて、逃亡に協力することにします。
ジャンをエレンの身代わりにして護衛馬車に乗せ、エレン、ミカサ、アルミンの3人が、アニ後ろから徒歩で逃亡します。
逃走経路に古い地下街の廃墟へ通じる階段を選んだアルミン達でしたが、アニは階段を降りることを拒否します。
なんとか階段を降りさせようとするエレンでしたが、アニは頑として一歩たりともおりようとしません。
「いいや、私は行かない。そっちは怖い。地上を行かないなら協力しない。」
「何言ってんだ、てめえは!さっさとこっちへ来いよ!ふざけてんじゃねぇ‼︎」
必死で説得するあまり、声が大きくなるエレン。
「エレン、叫ばないで。」とミカサが言うと、アニが言います。
「大丈夫でしょ、ミカサ。さっきからこの辺には何故か全く人がいないから。」
アニの周囲には、アニに見えないように変装した兵士が物陰に待機していました。
「ったく、傷つくよ。いったいいつからあんたはそんな目で私を見るようになったの?アルミン。」
「アニ、なんでマルコの立体機動装置を持っていたの?」
「そう、あれは拾ったの。」
「じゃ、生捕にした2体の巨人はアニが殺したの?」
「さあね。でも1ヶ月前にそう思っていたんなら、なんでその時に行動しなかたの?」
「今だって信じられないよ。…でも、アニだって、あの時、僕を殺さなかったから、今こんなことになっているんじゃないか。」
「ああ、心底そう思うよ。まさか、あんたにここまで追い詰められるなんてね。…あの時、なんでだろうね。」
エレンはまだアニが適当に話を合わせてるだけかもしれないと信じたくて、アニに階段を降りるように言います。
アルミンは話し合いをしようとします。
しかし、ミカサは確信して剣を抜きます。
「もういい、これ以上聞いてられない。不毛。もう一度ズタズタに削いでやる、女型の巨人!」
突然、アニの笑い声が響き、笑顔でアルミンに話しかけるアニ。
「アルミン、私があんたの良い人でよかったね。
ひとまずあんたは賭けに勝った。
でも、私がかけたのはここからだから。」
アニが指を口に近づけた時、隠れていた兵士たちが一斉にアニに飛びかかりアニを拘束しました。口には猿ぐつわを。
しかし、アニは仕込んでいた指輪の爪を出し、一瞬で自分の指を傷つけます。
「遅かった!」
ミカサがエレンとアルミンと引き、階下へと下った時、兵士たちを吹き飛ばしながら、閃光と爆音があたりに響き渡りました。

進撃の巨人

第24話『慈悲』―ストヘス区急襲②―

2日前、王都召還に向けて待機中のリヴァイとエレンは、エルヴィン団長を待っていました。
アルミン・ミカサ・ジャンを連れて現れた団長は、「女型の巨人と思わしき人物を見つけた。」と告げます。
エルヴィンは女型の捕獲計画を話します。
王都に召喚される際、通過地点のストへス区でエレンが囮になって、地下通路に女型の巨人を誘き出して捕らえる。
もし、地下通路に入る前に女型が巨人化した場合は、エレンが巨人化して対処する。
「肝心の目標は、ストへス区にいることは確実なんですか?」とエレン。
「目標は憲兵団に所属している。」と答えるエルヴィン。
しかも、その正体を割り出したのはアルミンで、生捕にした2体の巨人を殺したのも同じ人物だと言います。
「君たち104期生の同期である可能性がある。名は、アニ・レオンハート。」

巨人化したアニの爆風を避け、地下通路へと逃げたエレン達3人。
反対側から来た仲間に作戦の失敗、外に出て巨人化したエレンが戦う2次作戦への移行を告げますが、その直後、仲間の兵士は地下通路を踏み抜いた女型の足に踏み潰されてしまします。
退路を断たれ、行き場を失う3人。
エレンはトロスト区で2人を砲弾から守った時のように、巨人化して2人を守ると言いますが、何度手に噛みついても、巨人化することができません。
アニと戦うことを躊躇しているのではないかと言うミカサ。
アルミンが剣を抜き、端の2箇所からアルミン・ミカサが同時に出て、アニがいないほうからエレンを逃がそうと提案します。
「それじゃ、お前らどっちかが死んじまうだろうが!」と叫ぶエレンですが、「ここにいたって、3人とも死ぬよ。」と答えるアルミン。
ミカサ迷いなく即座にその作戦に乗り、ミカサとアルミンは反対方向に駆け出します。
「なんで、お前らは戦えるんだよ。なんで!」
一瞬立ち止まって振り返ったミカサが答えます。
「仕方無いでしょ。世界は残酷なんだから。」
二人は出口に向かいましたが、その場にうずくまるエレンの頭上が崩れ落ち、エレンは瓦礫の下に。
外に出た二人は、ミカサは女型の巨人に向かい、アルミンはエレンの救助に向かいます。

進撃の巨人

調査兵団の護送車にいたエルヴィンは部下が準備していた装備を受けとって女型討伐の指揮を執り、エレンの身代わりを務めていたジャンも扮装を解いて走ります。
瓦礫に挟まれたエレンにアルミンは言います。
「何も捨てることができない人には、何も変えることはできない。化け物を凌ぐために必要なら、人間性さえ捨てる。きっとアニにはそれができる。何のためかはわからないけど、でも、それができる者が勝つ!」
エレンの元を離れ、女型に駆け寄るアルミン。
アルミンとジャンを追ってハンジの仕掛ける3次作戦の罠にはまる女型の巨人。
しかし、女型は罠をふりほどきました。
瓦礫に埋もれたまま、アルミンの言葉を反芻するエレン。
「わかってる。俺はそこに、仲間やその絆にすがって失敗した。思い出せ!」
身体に刺さった瓦礫をそのままに、エレンは力尽くで起き上がろうとしています。
「駆逐してやる!いや、殺す!!
綺麗事で終わろうとするな!
世界は残酷なんだ!」

女型にやられてミカサが倒れたとき、エレンの巨人化の稲光が起こります。
女型の元に走り出したエレン巨人は、その勢いのまま女型を殴り倒します。

第25話『壁』―ストヘス区急襲③―

住民も憲兵団も、調査兵団以外は全く予想もしていなかった巨人同士の戦いが、王都ウォールシーナ内で勃発。
熱心に祈りを捧げていたウォール教の教会も、信者もろとも突如破壊されます。
かろうじて難を逃れた司祭は、壁に向かって逃げる女型に「壁に近づくでない。」と慌てますが、後に続くエレン巨人が、彼を吹き飛ばします。
逃げ惑う人々、躊躇無く壊される町並み。
女型は立体起動が使えない平地まで逃げ、被害はさらに広まります。
女型の巨人と対峙して、訓練兵時代を思い返すエレン。
…アニはいつもつまらなそうにしていた
そんなアニが唯一、活き活きしていたときがある
それは父から教え込まれた格闘術を披露するとき
そんなものに意味は無いと言っていたけど、そんな風には見えなかった
おまえは嘘をつくのが下手なヤツだと、俺はそう思っていた
おまえ、何のために戦っているんだ
どんな大義があって人を殺せたんだ…

町の被害報告を聞いた憲兵団のナイルは、作戦の首謀者のエルヴィンを責めます。
反逆者として処刑しようとするナイルに、エルヴィンは後の指揮を任せると告げました。
ナイルは住民の避難と救助を最優先として、エルヴィンを拘束します。
負傷しているリヴァイはエルヴィンから待機命令を受けます。
エレン巨人と戦うアニの頭には父との約束が去来します。
「父さんだけはお前の味方だ。」
硬化した拳でエレン巨人を完膚なきまで殴り倒し、壁へと向かう女型。
しかし、燃え盛る狂気の巨人と化したエレンは、正気を失い、憎しみだけで女型を追いかけます。
「オレは巨人を殺す!一匹残らず!!」
女型は壁を越えて逃げようとしますが、エレンの激しい憎悪は、それをすんなりとは許しません。
立ち上がったミカサはエレンの元へ駆けつけようとしますが、ハンジに止められます。
エレン巨人に顔を握りつぶされそうになった女型は、辛くも肘鉄でかわし蹴り飛ばして、壁まで一目散に駆け出します。
すぐに、それを追うエレン巨人。
女型が壁を上り始め、エレン巨人はなんとか追いつきぶら下がりますが、女型はエレン巨人ごと足を引きちぎり、硬化した指を壁に打ち込ませながら壁を登っていきます。
「行かせない!」ミカサが立体起動で女型の頭上まで上がり、壁に食い込んだ指を切り落とします。
「アニ、落ちて。」
壁から離れ、地面へとゆっくり落下しながら、アニは父の言葉を思い返していました。
…アニ、俺が間違っていた今更許してくれとは言わないけど、一つだけ頼みがある
この世の全てを敵に回したっていい
この世の全てからお前が憎まれることになっても父さんだけはお前の味方だ
だから、約束してくれ帰ってくると

進撃の巨人

狂気に走るエレンは暴走し、殺意のうちに女型のうなじに食いきます。
うなじから現れたアニの頬には、止めどなく涙が溢れていました。
エレンの動きが一瞬止まり、女型が光に包まれ、エレン巨人の身体が女型と融合し始めます。瞬間、リヴァイが飛び出し、エレンを救い出しました。

巨人の身体は消滅しつつありますが、アニは硬化した結晶に包まれたまま、誰も触れることができません。
ジャンは剣を打ち付けながら、「アニ!出てきてこの落とし前をつけろよ!」と叫んでいます。
「よせ。無駄だ。」と後ろから打ちつける剣を押さえて、リヴァイが静かにジャンを止めました。

エレンはミカサに言います。
「あの時、気持ちいいと思った。
身体が壊れるのなんかせいせいするくらいだった。
なんならこのまま、死んでもいいってくらい…」
「エレン、戻ってきてくれて良かった。」とミカサ。

ストヘス区の区長からの追及に、エルヴィン団長は力強く答えます。
「私は人類が生き残るための大きな可能性を掴んだと考えます。
今度は我々が進撃する番です。」

この女型捕獲の一件で、調査兵団とエレンの王都召喚は凍結、アニの管理は調査兵団に委ねられました。


これにて、season1 最終回は終了。
このあと、エンディングテーマが流れ、ラストにウォールシーナの壁面に寄るシーン。
壁には女型の巨人が逃げようとして硬化した指先で付けた傷あり、1番上の傷が大写しになった時、エンディングテーマの最後のギター音とともに壁がポロッとと壊れて、中から巨人の顔が。その目がぎろりっと動いて…