いよいよラストへ!朝ドラ『なつぞら』の元ネタアニメを一挙総まとめ!!

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NHKの朝ドラ『なつぞら』が、ついに今週で終了。

日本のアニメーションの黎明期を築いてきたアニメーターに焦点を当て、主人公が関わる数々のアニメーション作品を劇中でも描いていたドラマでしたが、それぞれのアニメ作品には、モチーフとなる実際の作品があったようです。

昭和のよき時代を語るに不可欠な傑作アニメ作品を、テレビドラマ『なつぞら』を通して、最後にもう一度振り返ってみましょう。



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白蛇姫 ← 白蛇伝

朝ドラ『なつぞら』で、幼いころにアニメーションの魅力に惹かれ、後に女性アニメーターのさきがけとなった主人公なつ。

そのなつが念願の東洋動画に入社して、最初に携わった作品が『白蛇姫』です。

蛇と人間の悲恋が、中国を舞台としたオリエンタルな魅力とともに情緒深く美しく描かれた作品に、仕上げ班のなつが、白蛇姫の繊細な心の機微を、常識にとらわれない自由な発想で描いたものが、偶然にアニメーターの手に渡り、アニメーターとしての何かしらの資質に、周囲の人たちが惹かれていくという、ドラマの中では重要な作品でした。

元となったアニメは、日本初のカラー長編アニメ映画(当時は漫画映画と呼ばれていたようです。)『白蛇伝』です。

当時東映社長だった大川博氏が「私は東洋のディズニーになります。」と宣言して始まった東映動画の記念すべき第一弾作品です。

わんぱく牛若丸 ← 安寿と厨子王丸

東洋のディズニーを目指した東洋動画は、舞台を中国から日本へ。

ドラマ内アニメ『わんぱく牛若丸』で、なつはいよいよアニメーターとしての第一歩を踏み出しました。

この頃に生涯の伴侶でもある坂場いっきゅうさんとの出会いがあり、彼の鬱陶しいほどのこだわりに触発されつつ、「馬の前足を4本描く」という斬新なアイデアで周囲の度肝を抜きます。

牛若丸=義経物語といえば、日本人が昔から大好きなお話です。

実際はドラマと同じ頃に、東映動画では日本の古い物語『安寿と厨子王丸』が作成されています。

これは日本の古い言い伝えを基に森鴎外が書いた『山椒大夫』という小説が原作です。

東洋のディズニーを目指し、中国を中心としたアジア圏を視野に入れた東映映画でしたが、路線を日本国内に戻し、日本人に馴染みがあり人気も高い安寿と厨子王丸の物語に着目したようです。

ドラマに出てきた、実際に俳優が演技をし、それをアニメーターが描き写しながら動画の参考にする「ライブアクション」という手法は『安寿と厨子王丸』でも使われていました。

また、東映動画6作目のアニメーション作品で、日本神話を基とした『わんぱく王子の大蛇退治』という大型作品があり、こちらもタイトル被りから見るに『わんぱく牛若丸』になんらかの参考になっているのではないかと思います。

このほかにも、『安寿と厨子王丸』と『わんぱく王子の大蛇退治』の間には『少年猿飛佐助』や『西遊記』といった歴史物があり、ドラマではこの流れをまとめて『わんぱく牛若丸』に投影しているのかもしれません。

余談ですが、この『安寿と厨子王丸』主人公厨子王丸の少年時代、また、『わんぱく王子の大蛇退治』の主人公スサノオに風間杜夫さんが声をあてています。

現在もテレビ・映画・舞台にと活躍されている風間杜夫さんですが、当時も声優としてだけではなく、東映映画にも多数出演される、売れっ子子役さんだったそうです。

ヘンゼルとグレーテル ← ?

坂場いっきゅうさんが初めて演出として参加した『ヘンゼルとグレーテル』。

この元ネタは何かというのはなかなか難しいところです。

ドラマ内での役割は『太陽の王子ホルスの大冒険』とも思えますが、がっつりホルスを元ネタにした作品は、のちに別に登場しています。

神っちが勢い展開するストーリーは、のちのスタジオジブリ作品を髣髴させる、少女が困難に立ち向かう図式だし、敵から一転味方になる魔女は『天空の城ラピュタ』の空中海賊女首領ドーラにビジュアルまでもそっくりです。

グリム童話の『ヘンゼルとグレーテル』が、ナレーションにして「グリムさんに怒られないか?」と言わしめた急展開目白押し状態で、デモ行進する鳥さんたちに、ホルスに出てくる岩の巨人モーグに似た木の精も登場します。

結局のところ、この短編映画『ヘンゼルとグレーテル』完成はしたものの、お蔵入りしてしまったという設定です。

が、ドラマの中で流れたアニメーションは非常に目を惹く質の高いもので、主人公なつと坂場いっきゅうさんの今後の展開を含ませる重要な作品となっています。



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百獣の王子サム ← 狼少年ケン

映画からテレビ班に移ったなつが、最初に手がけたアニメが『百獣の王子サム』。

テレビアニメは映画とは違い、予算も時間も限られています。

当時は先に成功した『鉄腕アトム』の功績が大きく、他のアニメ会社は大変な苦労を強いられたようです。

なつはその中で、限られた制約で表現するアイデアを一つ一つ作り上げていきます。

動物たちの喧嘩のシーンでは砂ぼこりが黙々と舞い上がる中に、動物の一部の手足だけが垣間見えるように描きました。

この頃のテレビ漫画はまだ白黒。時代を感じますね。

今からすると遠い昔のように感じますが、『狼少年ケン』を知らなくても『狼少年ケンのテーマ』を知っている人は今でも多いはず。

「わーお、わーお、わおー、ぼばんばばんぼんぶんぼばんばばば」

と始まるインパクトのある曲は、ロッテのチューインガムのCMや、2012年に公開された映画『愛と誠』にも起用されています。

神をつかんだ少年クリフ  ← 太陽の王子ホルスの大冒険

良いものを作ろうと、関わったすべての人がアイデアを出し合い、切磋琢磨しつつ完成させた作品が『神をつかんだ少年クリフ』でした。

なつが悩み、何度も書き直してなお完成できなかったヒロインのキアラ。

そこに現れた仲さんの描いた、儚げで、しかし毅然とした、そして気品のあるキアラの姿に、思わず惹き込まれた方も多かったのではないでしょうか。

そして、制作現場の誰もが満足いくほど良い作品を完成させたにもかかわらず、興行的には大失敗し、責任をとって演出の坂場いっきゅうさんが東洋動画を去ることになる問題の作品です。

タイトル、経緯、またキャラクターやポスターデザインからみても、このアニメの元ネタは『太陽の王子ホルスの大冒険 』に間違いありません。

当時、東映動画はテレビアニメの台頭により、長編アニメ映画の制作は当面中止する方針を打ち出しました。

『太陽の王子ホルスの大冒険』は、アニメーター達にとって最後の長編アニメ映画かもしれないという気持ちで取り組んだ作品でした。

一度は制作を中断したり、予算や納期を大幅超過してまでも完成させた自信作にも関わらず、やはりドラマのように興行的には失敗に終わり、関わった人たちは待遇面で薄遇され、責任者は退社を余儀なくされました。

ところが、根強いファンは多く、公開終了後も上映会が行われたりしたそうで、その完成度の高さは、今もなお評価されています。

当時制作者側にいた宮崎駿氏も、自らと高畑勲氏の思い出深い青春時代だったと述懐しているそうです。

魔法少女アニー ← 魔法使いサリー

「キラキラバンバン!キラキラアニー!」とスティックを振って魔法をかけるアニー。

このアニーの元ネタは、東映魔女っ子シリーズ第1弾の魔法使いサリーです。

原作は『鉄人28号』や『バビル2世』の横山光輝氏。

サリーの名は最初はサニーであったのが、商標権という大人の事情で漫画連載途中からサリーへと改名したのだとか。

サニーという名前も当時人気の車日産サニーにあやかってという話もあります。

使い魔のカブ(仮の姿の時は弟)はホンダのスーパーカブでしょうか。

当初はモノクロ作品で、途中からカラー放送になりました。

このサリーちゃんから、赤塚不二夫の少女漫画『ひみつのアッコちゃん』、人魚姫がモチーフの『魔法のマコちゃん』、石ノ森章太郎が描く忍者の末裔『さるとびエっちゃん』、正統な魔法ものに回帰した『魔法使いチャッピー』、SF要素を取り入れたサイボーグものの『ミラクル少女リミットちゃん』、ちょっぴり大人の雰囲気を醸し出す『魔女っ子メグちゃん』と続きます。

もしかしたら、『プリキュア』や『まどか&マギカ』のような今の多岐に渡る魔法少女ものアニメも、サリーちゃんがなければ誕生していなかったかもしれませんよね。

ドラマ内の『魔法少女アニー』も、今の魔法少女ものと同じく、魔法スティックやいろいろな小物を商品展開しているようです。

また、アニーのビジュアルは、サリーちゃんの髪型とは違い、魔法のマコちゃんを踏襲しているようにも見えますね。

使い魔と思われるたぬきっぽい動物は『魔法使いチャッピー』のドンちゃん(レッサーパンダ)を連想させます。



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キックジャガー ← タイガーマスク

1960年代は、格闘技ブーム。

ボクシング、キックボクシング、プロレスと、テレビ中継が頻繁にありました。

それに伴い、アニメでもビックタイトルが誕生!

東映動画ではプロレスの『タイガーマスク』、キックボクシングの『キックの鬼』、また虫プロはボクシングの『あしたのジョー』が人気のアニメでした。

どれも絵は鋭い動きを感じる劇画調。しかも原作は3本とも梶原一騎氏です。

特に『タイガーマスク』や『キックの鬼』は、実際にいる選手がアニメになって動いているので、視聴者もとても身近に感じる作りになっていたのではないかと思います。

梶原一騎さんはほかにも『巨人の星』『空手バカ一代』『侍ジャイアンツ』、また『愛と誠』などの原作者でもあります。

ドラマでなつが描く劇画タッチのアニメーションはなかなかの新鮮味でしたね。

というか、あんな絵も描けるなつって、入社したばかりの頃を振り返ると、ずいぶんと努力と鍛錬をしたのだろうなと思いました。

なつのモデルとなった小田部羊一さんの奥さまの奥山玲子さんも、作品の原作の世界観に寄せた絵を描くことに長けた方だったとか。

アニメーターとは、ただ単に絵が上手いだけではない、物事を深く追求し、目に見えない想いまで具体的な形にしていくという素養と努力を擁するお仕事なのでしょうね。

魔界の番長 ← デビルマン

永井豪漫画の真骨頂、本来正反対と思われる悪と正義の混沌を見事に織り交ぜたダークヒーロー『デビルマン』。

アニメ&コミックが同時進行で進んでいた本作は、どちらもオリジナルストーリーで、ファンはどちらも見逃せないものでした。

ストーリー展開も複雑で、主人公の葛藤も世界の無常感も、なかなか子供向けとは言えませんが(コミックに至ってはトラウマとなるような残虐シーンも多数あり)、長く語り継がれる作品です。

ドラマでの『魔界の番長』はストーリー展開や作画のイメージこそ『デビルマン』に違いありませんが、主人公は学生服に下駄というバンカラな出で立ちで、デビルマンとはまた一線を画します。

のちになつが北海道に帰省した回で気づいたのですが(遅っ!)、どうやら、なつが初舞台を踏んだあの農業高校の演劇部で共に活躍した番長をモデルにしたのですね。

思えばなつは、よく自分の経験・記憶から、なんらかのインスピレーションを得て作品へと投影していますよね。

白蛇姫では、高校演劇で演じた際に自分の中で作り上げたヒロインの心のゆれ。

ヘンゼルとグレーテルでは、大地に根差し長い年月を生きてきた木の精に泰樹じいちゃんの後ろ姿。

ドラマの流れとして当然と言えば当然ですが、自身が歩んできた道を自分の中で昇華して生かしていく道のりが、よく描けているように感じますね。



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大草原の少女ソラ ← アルプスの少女ハイジ

なつが、古巣の東洋動画を去るきっかけとなったのが、『大草原の小さな家』をモチーフにしたオリジナルストーリー『大草原の少女ソラ』

ドラマのタイトル『なつぞら』を見ても、この『大草原の少女ソラ』という作品が、ドラマの最後の山場、集大成であることは間違いありません。

元ネタは、当然のことながら『アルプスの少女ハイジ』です。

ハイジは何度も再放送をされ、また、今現在もCMなどでインスパイアされていることから、日本人なら全世代、知らない人はほとんどいないかもしれません。

この作品を作るにあたって、制作主要スタッフが、当時では珍しい本場スイス・ドイツへのロケハンを行なったことは有名です。

10日間に及ぶ綿密な現地取材を基に、現地の人にして『え?スイスでできたんじゃないの?日本の作品なの?』と言わしめた名作が誕生したのです。

ドラマでも当然ロケハンのシーンはあるだろうなと思っていました。

原作がハイジではなくローラだと知って、まさかのアメリカ取材か?と思いましたが、開拓に焦点を当て舞台を変え、なつの人生の振り返りに繋げて、再度北海道に焦点を当てる、ドラマとしてきれいな流れとなりました。

BSでの『なつぞら』の放送は直前に『おしん』があることはちょくちょくと話題に上っていましたが、土曜日には『なつぞら』のあとに懐かしの海外ドラマ『大草原の小さな家』シーズン1が放送される流れも、こうなると意識的に違いありません。

『大草原の少女ソラ』は、ハイジと同じ真っ赤な頰にローラのお下げ髪。

ソラのオープニングアニメーションが、ドラマ自体のオープニングとオーバーラップした時は、皆さんも「おおーっ!」と思わず声が出たのではないでしょうか。

実はズイヨー制作の『アルプスの少女ハイジ』も、最初のキャラ設定ではお下げ髪だったそうです。

スイス・ドイツのロケハン時、山に老人と二人で暮らす5歳の少女が、果たして現実的にお下げ髪を結えるのか?ということで、ショートスタイルになったようです。

徹底的なリアリティを追求した『アルプスの少女ハイジ』。

もちろん、『大草原の少女ソラ』でも、その姿勢は貫かれていて、迫り来る牛の迫力、美味しい匂いまでが感じられる目玉焼きの表現などは、ハイジで目にする草の香りが沸き立つような干し草のベッドや、素朴で暖かい部屋の中で火にあぶって食べるチーズの表現を彷彿させましたね。

実際のアニメーションの現場では、一つ一つの動作や表情を、アニメーターが自分でなぞってみたり鏡をのぞいてみたり、リアルな目玉焼きのために何十個もの卵を使ってみたり、そうやって一つ一つの表現を作り上げていくんだなということが、この『なつぞら』というドラマを通してわかりました。

番外編

『なつぞら』では、ちらりと登場したこんな作品、実は元ネタがあるものが多々登場しました。

わんこう浪士 ← わんわん忠臣蔵

おでんや風車に貼られていたわんこう浪士のポスターには、「47匹のワン公大作戦!」の文字。

主人公なつが、女性アニメーターとして週刊誌から取材を受けたときに作っていたのがこの作品です。

元ネタは、当然、『わんわん忠臣蔵』でしょう。

原案構成に手塚治虫氏の名前がありますが、原案はあまり活かされていなかったそうです。

アラジン少年とランプの魔神 ← アラビアンナイト・シンドバッドの冒険

風車に貼られていたポスターには、『アラジン少年とランプの魔神』も。

同じ『千夜一夜物語』を原作とする『アラビアンナイト・シンドバッドの冒険』を意識したポスターではないかと推察できます。



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三代目カポネ ← ルパン三世

クールタッチのゲバルト。天才的アクションに生きる男。そのパワースケールが、世のゴキブリ野郎共をダメージする。

ルパン三世パイロットフィルム版のルパン三世キャラ説明の一部表現です。

なつぞら劇中アニメ『三代目カポネ』は、マコプロダクションが手がけるテレビアニメ第一弾。

しかし、大人向けのクールでスタイリッシュな作風に視聴率は伸び悩み、入社したばかりの坂場いっきゅうさんが下山さんにユーモアをプラスすることを提案しています。

実はルパン三世も、あとから制作に加わった高畑・宮崎コンビが、子どもたちにも受け入れられやすい、ソフトタッチでユーモアもあるキャラ変を加えています。

名犬チンチンリー ← 名犬リンチンチン

店内にテレビを設置し、お客様が日本語のアテレコ入り放送を見るために繁盛している川村屋。

そのシーンで流れていた海外映画が、名犬チンチンリー活躍ものでした

実際にトップクラスのスター犬だったのが、ドイツの元軍用犬リンチンチン。

多数の映画に出演したジャーマンシェパードで、その人気はスター犬リンチンチンの子ども、孫へとも受けつがれました。

ビューティフルナンシー ← アイラブルーシー

数々の失敗を経て、雪次郎くんが声優として成功した作品が『ビューティフルナンシー』。

当時実際に人気があったシチュエーションコメディは『アイラブルーシー』というテレビドラマです。

今でも世界各国で放送されているそうですよ。



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さて、朝ドラ『なつぞら』のアニメーションを中心に、元ネタをいっきに拾い集めてみました。

いよいよ、あと数回で終わってしまう『なつぞら』

オタクの域に達したアニメファンの方々には、まだまだ語り尽くせない歴史があり、当時を語るに避けては通れないはずの労組問題や虫プロ移籍問題に触れないで終わらせるのは、物足りなさが残るのかもしれません。

ただ、朝ドラ視聴者層には、アニメがどんな風に作られているのか、どのような時代を通して今の形ができあがっていったのかがわかりやすく伝えられたドラマであり、特に50~60代のみなさんには、かつて幼い頃に楽しく見た作品達を、思い出多く振り返ることができたのではないでしょうか。

ドラマをなぞり、あらためて振り返ってみると、まだまだ、たくさんの人の命が奪われ、多くの常識を一変させた戦争の爪痕を生活のあちこちに感じながら、また、その後は安保闘争という暴力やテロリズムを今よりいっそう身近に感じた暗いモノクロームの子ども時代を、日本のアニメーションは、独自の進化で明るい色で塗り変えてくれたように思います。



また、この『なつぞら』の放送期間中、とても痛ましい不慮の事件が発生したことは、時間を巻き戻せるものなら、今すぐ無かったことにしたい悲しいできごとでした。

この京アニの事件で、多くのなっちゃんやいっきゅうさん、神っち、ももっちたちが、それぞれの心に描いた輝く未来を実現することなく、多くの仲さんや下山さんやマコさんが、希望溢れる若者たちを大海原に導き、未来の航海図を指し示す機会を失い、ご自身の命がなぜ急に奪われるのかも理解できないままに天に登って行かれたのかと思うと、胸が痛み、いたたまれない気持ちに苛まれます。

どうか、被害に会われ、命を失った皆様の魂が安らかでありますよう、

また、怪我を負われた被害者の皆様、大切な人を突然奪われた遺族の皆様方の心と体が少しでも早く回復に向かいますように、心よりお祈り申し上げます。