【凪のお暇】善意の仮面を被った支配からの脱却法【カバードアグレッション】

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先週、私のここ最近のお楽しみドラマ「凪のお暇」の8話が放送されました。

空気を読みすぎて潰れてしまったOLの凪が、心機一転、人生リセット生活を送るこのドラマ、読んでた空気を本来の吸って吐くものに…と、自然体で生きていこうとする凪の姿から、回が進むごとに徐々に泥沼の三角恋愛模様に本格突入…と思っていた矢先に、8話はついに、1話から地味に伏線を張っていた母親回に。

この母親を演じる片平なぎささんの、得も言われぬ不気味で湿気を帯びた怪演が話題になっているようです。

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事実を自分の都合の良いように誇張したり、あえて触れなかったり、

自分が相手の配慮の無さのために、不当な被害を被っているような振りをしたり、

あくまでも自分をよい人間のように振る舞いつつ、笑顔で娘の行動を支配したり、

相手を精神的に追い詰めて、強制ではなくあくまでも自主的に行なっているように貢がせる…

最近、何かと目にする『カバードアグレッション』という性質が、この凪の母にとても近い感じがします。

いわゆる毒親ですが、このタイプの親は、周囲には自分は善意の人と思われるように仕向けつつ、また、子どもには「私が悪いから」とか「私のことを思ってのことだから」と思わせて支配するため、逃げ出す手段がなかなか掴めません。

また、周囲が善人として周知しているため、子どもにとっては毒親とも言い難く、周囲からの理解もなかなか得られません。

それで、支配からの脱却をあきらめてしまうのです。

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カバードアグレッションの特色を持つ人は、多くの場合、非常に頭がよく働き、抜け目なく、 瞬時にさまざまな手を巧みに使います。

「みんながこう言っている。」または、 相手が信頼していて説得力がありそうな人の名をあえて出して「〇〇さんがこう言っていた。」と、さも自分ではなく違う人の意見だとすり替えて「この人が(だれしもが)こう言っているのだから、こうするのが当然」と誘導します。

また、誰も覚えていないような小さなことを根拠に責めてきたり、逆に自分にとって都合が悪くなったら、簡単に物事を忘れて無知なふりをします。

カバードアグレッションの特徴を持つ人と付き合うことは、非常に面倒くさく、神経をすり減らされ、得になることはあまりないので、できるなら付き合わない方がよいそうです。

しかし、これが身内ともなれば支配から逃れて縁を切るところまで行き着くのは、現実的にはなかなか難しいものですよね。

相手は負けることが極端にイヤ。

凪のように親元から物理的に離れ、のらりくらりとかわしながら、 直接会う機会を減らしていくのもよい手かもしれません。

それでも実質的な影響が及びそうな時のために、どこまでなら譲歩できるかということを事前に具体的に決めて心に強く留めておくことも重要です。

拒絶や拒否は相手も意固地に食い下がり、こちら側のメンタルが大きく消耗することも少なくないようです。

スッキリするような仕返しや縁切りができればよいのでしょうが、それも難しい場合は、どうやら、負けない、でも勝たないという戦略がカバードアグレッションには有効なようです。

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さて、明日第9話以降、凪はどのように母親からの支配から逃れるのでしょう。

ドラマからも、今、カバードアグレッションによる毒親の攻撃に苦しんでいる人たちにとって、何かしらの対処を学べるとよいですよね。

私自身も期待しつつ、今後のドラマ展開にさらに注目したいと思います。