えー?シートベルトがない!?それって公道走っていいの?違法じゃないの?

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

先日、某番組で某元アイドルグループの某草彅剛さんが自らの運転で公道にて愛車を走らせ話題になっていました。

事務所退社後のしかも初となる某人気番組への出演で前評判も高かったのですが、この愛車に乗った運転手も同乗者もシートベルトを着用していなかったということが、一部で論議を呼んでいたようです。

スポンサーリンク


日本のシートベルトの歴史

今でこそ道路交通法に定められた罰則もあり、車に乗ればシートベルトの着用は当然のことですが、かつては日本でもシートベルトの着用が義務付けられておらず、シートベルトなしの運転がごくごく自然だった時代もありました。

シートベルトの着用義務

今から半世紀ほど前のこと。

それまでシートベルトを締めるという習慣はほとんどなかったのですが、着用することで事故の被害が軽減されるシートベルトの重要性が、国際的に認知されはじめました。

そして、シートベルトの着用を義務化する国が徐々に増えたことを受け、日本でも1971年(昭和46年)6月、改正施行された道路交通法により、シートベルトの着用が努力義務に。

それから14年後の1985年(昭和60年)9月には、前席2シートの着用が義務付けられ、罰則も設けられました。

国産車シートベルト設置の歴史

さて、このシートベルト着用の義務化に先駆け、もちろん発売される車にシートベルトが設置されるようになりました。

昭和44年4月1日から、国産車に2点式シートベルトの設置が義務づけられました。

2点式シートベルトとは、ベルトが肩の上と両側の腰横の3点に固定置を持つ現在のシートベルトとは違い、飛行機やバスによくあるベルトのように両腰の2点で身体を固定するベルトです。

その後、昭和50年4月1日からは現在の3点式シートベルトを設置することが義務となりました。

日本でのシートベルト義務化の流れ

1969年(昭和44)国産車には2点式シートベルトを必ず設置。

1971年(昭和46)罰則はないが、運転時はシートベルトを締めることを促される。

1975年(昭和50)国産車のシートベルトが3点式に。

1985年(昭和60)運転時の運転席・助手席のシートベルト着用が義務化。

(反則金なしの罰則1点の加点) 後部座席は努力義務。

2008年(平成20)運転時の後部座席のシートベルト着用も義務化。

(ただし、高速道路のみ1点加点、一般道では口頭注意のみ)

なお、今現在、運転席のシートベルト未着用で走行の際は車の警告音が鳴る車が多いですが、2020年の秋から製造される車には全席シートベルト未着用時に警告音が鳴る仕様になるそうです。

スポンサーリンク


??シートベルトをしていなくても違法にならない?

法的に義務化され、現在ではシートベルトの着用は世の中に浸透し、乗車時には誰もが必ずシートベルトを着用する現在です。

が、シートベルト着用義務化当時、そもそもシートベルトが設置されていない車も多かったようです。

そのため、最初からシートベルトがない車はシートベルト着用を免除されました。

その免除理由は今でも変わりはなく、製造が古く、販売時にはシートベルトにかかる法律に触れなかった車も、シートベルトの有無には関係なく車検さえ通れば、普通に走行することが可能です。

また、外車・クラシックカーも、国内での基準をクリアすれば、もちろん、シートベルトが無くても走行に問題はありません。

つまり、無いものはしたくてもできないということですね。

スポンサーリンク


違法でなくても確認はある!

しかし、罪に問われることがないとしても、取り締まりなどがあれば車を停止させられる可能性はあります。

本当にシートベルトがない車なのか、違法性はないのかなどの確認を求められるからです。

これは2点式のシートベルトの場合も同様で、シートベルト着用をしていないように見えるので、停車を求められることがあるようです。

まとめ

件の番組では、シートベルトの無いクラシックカーの走行には法的に問題がない旨が、放送中に数回ほどテロップで表示されたそうです。

それを見逃したか、番組の説明に納得できなかった視聴者が、シートベルトをしていない出演者の身を案じて呟いたり,クレームを入れたりしたのでしょう。

みなさん、ご安心ください。某草薙さんは番組内で違法行為はしていませんでしたよ。

今後もどうか安全運転を心がけ、もらい事故にも注意して、趣味の貴重な車をいつまでも大切に長持ちさせていただきたいですね。

何はともあれ、今回の騒ぎは、タレントへの単なる粗探しではなく、世間の人々の中にシートベルトは命を守るための大切なツールということが深く根付いている証拠なのかもしれませんね。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする